②性能
光触媒って全部同じだと思っていませんか?
実はどんな光に反応するかによって性能は大きく異なります。
光触媒は基本的に太陽光(紫外線)のみに反応するのですが、それは使用されている酸化チタンが無加工なため。
一方で『可視光応答型光触媒』と呼ばれる光触媒は、太陽光だけでなくLEDや蛍光灯といった室内照明にも反応し、効果を発揮してくれます。
しかし、可視光応答型光触媒の中でもさらに性能の違いがあります。
そもそも『可視光』とは目に見える光のこと。
赤・黄・緑・橙・青・紫・藍の7色があり、可視光応答型光触媒は7色のうちのどの色に反応してどの色に反応しないのかによって性能が左右されます。
なので、光触媒コーティングをご検討中の方は可視光応答型光触媒かそうでないかだけでなく、可視光応答型光触媒であってもどの光に反応するかを前もって確認しておくと良いでしょう。
施工業者によっては、太陽光のみに反応する光触媒を室内にも効果があることを見せるため可視光応答型光触媒にはない添加剤を使用している場合もあるようです。
光触媒とそうでないものでは持続性が大幅に違ってくるのでご注意ください。
性能によって価格も変わってくるので、単に性能の良いものを選べばよいわけではありません。
施工箇所に合った光触媒を見つけることが大切ですよ!